家に帰るため美鈴トンネルを抜けたとき橋の上で多くの人だかりがあった。
何事かと近くに寄って見ると宮脇先生が国有林関係職員を対象に植物の説明をされていた。
「日本一多くの木を植えた男」のビデオを観てからぜひ会いたいと思っていたが、4年目にして偶然うちの団地で会うことができラッキーであった。
美鈴のトンネル周辺は現在シラカシ、アラカシ、タブ等の植物が生い茂っているが、団地ができたときはがけを削っているため植物は生えないと考えられしコンクリートの吹き付けを行う予定だった。
三井不動産トップからの指示で宮脇方式での植生を行った。現在では木がり鬱蒼としているため、住民から木を切るよう要望がある。市の担当者も今までの経緯を知らず昨年木を切るように申し出があり意義を申し出たところである。
植物は、一度切ると再生に時間がかかるし経費の無駄にもつながる。
私たちの周りで火事や風水害から守っている植物をもっと大切にしなければならないと改めて感じた。
竹の繁殖、ユリの木等外来植物との関係を質問することができ、また握手までしていただき感激の一瞬であった。